高校時代の私
高校時代の私
高校生になった私は卓球を続けるつもりは毛頭ありませんでした。
小学生の頃から水泳が得意だったので、水泳部に入ろうと考えていました。
ところが入った高校は新設校で、なんとプールが無かったのです(笑)。
当然水泳部なんてありませんでした。
中学時代の憧れのY先輩の強い勧めもあって、結局卓球部に入りました。
Y先輩は私の1学年上で別の中学だったのですが、中学時代から憧れの
先輩で、私と同じカットマンでした。小柄なのですがフットワークが良く、
ストップされたボールを飛び込んで打つバックハンドスマッシュは、とても
華麗に見えました。
もちろん、私も真似をしました。
うまく出来なくて腹を台にぶつけてばかりいましたが(笑)。
厳しくて面倒見の良いY先輩が引退してからは卓球部は壊滅状態でした。
私がキャプテンを引き継いだのですが、部員は私を含めて4名で団体戦も
組めない状態でした。試合のたびに、中学時代に卓球部だった人を探して
試合に出てくるようにお願いしていました。
練習場といえば、渡り廊下や踊り場で、人が通る関係で、卓球台は置けても
3台くらいでした。
部室はなく、柔道場がある体育館の1階の廊下の奥に、ロッカーを置かせて
もらって、そこで着替えもしていました。
時々、間違えて入ってきた女子生徒にキャーキャー言われましたが(笑)。
顧問のK先生も「お前ら、適当に(練習を)やっとけや」という感じで、
ほとんど顔を出しませんでした。
本当に放任主義の、とても素敵な先生でした(爆)。
部員もやる気がなくて、私がランニングに出かけている間、部室(と言うか
廊下の奥)で漫画を読んでいました。私が戻るとおもむろに「じゃ、そろそ
ろやるか」という感じで、用具をもって練習場に向かいます。
最初にすることは雑巾掛けでした。踊り場なので、人が出入りするし、風の
吹き溜まりになっていて一日もするとホコリがうっすら積もっているのです。
そのままではツルツル滑るので、仕方なくやっていました。
掃除と台出しが終わると、筋力トレーニングと壁打ちです。
最初は全員でやっていたのですが間もなく私だけがやるようになりました。
それが終わって初めて台についてボールを打つ練習です。
練習のやり方など分からなくて、フォア打ち、カット打ち、ツッツキ、
そしてたまにゲーム練習だけでした。
私自身「強くなりたい」と思っていましたが、気持ちばかりが空回りして
いるような状態でした。
今から思うと、本当に片田舎の弱小卓球部でした。
思い出すと恥ずかしいことばかりですが、青春していましたネ(笑)。