前号で、
> 社会人では、「勉強」に相当するのが「仕事」になりますよね。
> 「仕事」が卓球に活かされ「卓球」が仕事に活かされることがあります。
> おっと、続きは、また今度。(笑)
なーんて、書いちゃいましたので、今号はその続きです。
仕事が卓球に活きる?そんなワケないでしょ!
そう思う人、結構多いかも知れません。
うーん、確かに直接には活きませんネ。 ← あっさり言うな!
でも少しは活きたのかなーっていう経験を私はしています。
今日は、まず、その時のお話です。
昔、バブルの頃に就職した私は、コンピュータシステムのプログラムを書いていました。
その後、プログラマに仕様書を渡すシステムエンジニア(以下、SE)をやっていました。
SEはお客様と仕様を協議して決定し、最終的には仕様書という形で
プログラマに渡さなくてはなりません。
お客様から聞く仕様は、人間世界の出来事ですので、大概が曖昧で
イレギュラーな処理が必ずあり、一筋縄ではまとまらない性質のものです。
一方、コンピュータの世界は、0か1しかない、非常に白黒はっきりした
世界です。
曖昧な世界から白黒はっきりした世界へ翻訳してやること。
これがSEの仕事と言えると思います。
カンタンに言っちゃいましたけど、難しいンです。これが!
時間がかかるし、丹念に丹念に仕様を詰めていかなくてはなりません。
時には気が遠くなるほど入り組んだ仕様もありますし、お客様の業務は
生き物なので、途中で仕様変更が入り、最初からやり直し!もあります。
頭脳と体力と粘り強さが要求されるハードな仕事です。やれやれ。
お客様と仕様を詰める一番のコツは「場合分け」です。
この場合はこう(処理)する、あの場合はああする、でもこういう条件が
発生した場合はこっちを実行する ・・・
ってな具合に(笑)、どれだけ精度の良い場合分けが出来るかが勝負です。
・・・・・
私がSEの仕事をしている時の会社には卓球同好会があって、初心者の方に
接する機会がありました。その中では、レシーブが上手く行かない!と言う
人が多かったです。
レシーブのコツは、色々なサーブに対して1つ1つ返球方法を覚える事と
サーブの回転を見分ける事です。
レシーブが上手く行かないと言う人は、特にサーブの回転を見分けることが苦手な様でした。
サーブの回転は上・下・横・無回転がありますが、横上や横下もあります。
横下回転でも、横が多い横下と、下が多い横下があります。
方角で考えてみましょう。
東西南北が、上・下・横回転です。北を上、南を下、東西を横とします。
とすると、北東や北西は横上回転で、南東や南西が横下回転ですよね。
でも方角には、北北東や東北東や北北西や西北西、南南東や東南東、
南南西や西南西があって、さらには、 ・・・・えーっと(汗)
だんだん話がヤヤコシクなって来ましたので、このヘンでやめます。(笑)
要は、ボールは球形ですので、回転の種類は無限にあると言うことです。
ですので、レシーブの苦手な人には、この回転の時はこう、あの回転の時は
ああ、というように「場合分け」して考えればいいんだヨって言いました。
ま、東西南北に加えて北東、北西、南東、南西の8方向が分かっていれば、
当面は充分です。ご安心を。(笑)
普段「場合分け」の考え方に慣れている人たちでしたので、
このアドバイスは効果てきめんでした。「あ、そうか!」てな感じでした。
社会人(大人)の選手を指導する時は、まず頭で理解し(その後に)身体で
覚える、というやり方が良いみたいです。
「ナルホドって納得すること」が結構重要だったりします。
逆に納得しないまま次へ進んでしまうと、「腑に落ちない思い」をずっと
引きずってしまいます。これは、あまり良くない事でス。
納得して次へ進むと、上手く行かないシーンに出くわした時に、
「なんでや?納得行けへん!」と探究心が生まれます。(なぜか関西弁)
コレって、自分の力で伸びていく、きっかけですよね。
私がSEをやっていなかったら、こんな考えには至らなかっただろうと思います。
仕事が卓球に活きた一例だと思っているのでス。
シャキーン!(←効果音)
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OBU’S EYE ★彡
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場合分けの考え方は、3球目攻撃をはじめ、卓球の色々なシーンで活きます。
例)
・サーブを出し、レシーブがフォアへ来たらフォアドライブ。
バックへ来たらバックハンド。
・ネットより10cm高ければスマッシュ。それ以下ならば繋ぐ。
・普通のドライブに対するショートの角度はこれくらい。
もっと回転のかかったループドライブに対しては、もっと押さえる。
・いつもの踏み込みは、この程度の深さ。
しかし浅いボールに対しては、もっと踏み込む。
卓球の練習って、(あるボールに対して)自分なりの基準を作って、
場合分けを増やしていくことなのでス!
卓球が仕事に活きた例もありますよね ・・・。
この話はまた別の機会に。
では、今号のまとめです。
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1.「場合分け」という考え方は卓球に活きる。
2.社会人を指導する時は、頭で理解し身体で覚えることが重要。
3.他にも仕事で得たことが卓球に活きることがあるかも知れない。
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