上手い人のプレーを見るのは、とても参考になりますが、
今回特に注目してもらいたいのは、「レシーブの構え」です。
レシーブの構えを見れば、その選手の思想が分かります。 ← 重要!
思想?
そうです。その選手の卓球に対する考え方みたいなもの、が分かるのです。
一般的な攻撃型の選手は、フォア側を大きく空けて構えますよね。
これは、
「私はフォアハンドが得意なんでス。得意なフォアハンドで
どんどん攻めるのが好きなんです。さあ、どこへでもいらっしゃい!」
って、言っている様なものです。(笑)
裏を返せば、
「うーん、バックハンドはどちらかと言えば苦手かな。
ま、ショートは出来るから全くダメってワケじゃあないけど。
でも、甘いボールはバックハンドだって振っちゃうよ~ん!」
と言っているのでス。
エー!?そんなこと言っている様には思えなーい!と言う、そこのあなた!
言っているのですってば! ← きっぱり!(笑)
ま、先へ進めましょう。 (^^;
人は心理学的に見て、自分の良いところを大きく見せよう、自分の欠点や
弱いところは隠してしまおう、という行動を取るものなンですね。
レシーブの構え、然り ・・・・・ です。
レシーブを構えるとき、一般的な人は、
1.得意技を沢山使える様に構える。
2.弱いところをあまり見せない様に構える。
の、どちらか(又は両方)だと思うのでス。
自分自身のことを振り返ってみて下さい。(くるり)
あなたも、当てはまるところ、あるんじゃないですか~? ふふふ。
・・・・・
では、フォアハンドが得意でバックが苦手という選手とどう戦うか?
あなたも同様に、フォアハンドが得意でバックが苦手だと仮定しますね。
だとしたら、
「あなたの得意なフォアハンド 対 相手の苦手なバック」
という展開を作りたいですよね。それも出来るだけ、多く。 うん、うん!
実は、3つの定石があります。 ふっふっふっ! ( ̄ー ̄) ニヤリッ
まず1つ目は、フォア前へサーブを出し、3球目をバックへ速攻をかけるやり方です。
フォア前は、このレシーブの選手にとって「最も身体から遠い位置」です。
相手を大きく動かすという意味で有効です。
しかもフォア前サーブは、フォアハンド主戦型だけでなく、全ての戦型に
有効なサーブですので、是非マスターしておくと良いでしょう。
「迷ったらフォア前サーブ。」OBUは先輩にこう教わりました。
(あの、「YOU CAN」にも確か書いてあったのダ!)
そしてフォア前サーブをレシーブする位置に立ってみて下さい。
とても嫌な(不安な)気分になりますよね? 何故だと思います?
それは
「こんな至近距離で相手の3球目攻撃を受けなくてはならないの?
しかも、苦手なバックがガラ空きだし ・・・。」
という気持ちになるからです。
こうして相手を前に寄せておいてから、バックへ速攻をかけると、
相手はバックを使わざるを得ないワケですから、以降の展開を有利に
進められるハズです。 (^-^)v
また、相手をバック後方からフォア前へ、さらにバック後方へと
「斜めに動かす」から、とても良い攻め方なのですね。 ←これも重要!
2つ目は、バックサイドで相手の懐をつき、詰まらせるやり方です。
相手がフットワークを使って回り込もうとしたけれど回りきれず、
窮屈そうにフォアで返球した体勢を「詰まらせた」と言います。
こうするためには、相手の右わき腹を深く狙います。
深いスピードロングサーブか、フォアハンドによる右横回転サーブが
このシチュエーションを作り出すには、良いでしょう。
相手が十分な体勢で打球出来なかったのなら、すかさず攻撃です。
この時の相手は、どんな心理でしょう??
本能的に、ガラ空きのフォアサイドにヤマをかけますよね。
ですので、こちらとしては、
1.相手のフォアへ曲がるドライブを打ち、さらに相手を大きく動かす。
2.よくボールを引き付けて逆モーションで相手のバックへ打つ。
の、どちらかでしょう。
1.は、単純にフォアをつくだけでなく、カーブをかけることによって
広角に相手を動かすワケです。
相手はバック側が空いていますから、次球をバックに攻めます。
2.は、ちょうど逆を突かれた格好になるので、次球がチャンスボールに
なることが期待できます。
3つ目は2つ目と重なりますが、相手をフォアに大きく動かすやり方です。
「(相手を)フォアへ飛ばす」とも言いますが、要するに相手のフォア側を
ついて相手に飛びつかせる、というやり方です。
この「飛びつき」は、ある意味、捨て身攻撃ですので、威力あるボールが
来ると覚悟しなくてはなりません。
しかし、こちらにそれをはね返す守備体勢があれば、攻守が逆転します。
つまり、次球を相手のバックへ返球するンです。
この3つのやり方を上手に組み合わせれば、
「あなたの得意なフォアハンド 対 相手の苦手なバック」
という、あなたにとって有利な展開を作り出すことが出来ます。
シャキーン!(←効果音)
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OBU’S EYE ★彡
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ところがギッチョンチョン! ← お、久しぶりのフレーズ! 笑
相手の選手だって、考えてきます。
こちらの狙いはお見通しかもしれません。
なんたって、このメルマガ読んでいるかも知れませんから! (笑)
それは冗談として、当然こちらの狙いは読んでいると思った方が良いです。
定石と言われるだけあって、試合に多く出ている選手にとっては、
「自分の攻められ方」も知っているものだからです。
ですから「組み合わせて使う」ことを覚えておいて下さいね。
一番大切なのは、「相手の心理を読み、的を絞らせない」ことです。
では、今号のまとめです。
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1.レシーブの構えを見れば、その選手の思想が分かる。
得意技を活かそうとして構えるのが普通だから。
2.フォアが得意でバックが苦手という選手には、3つの定石を組合せて、
自分にとって有利な展開を作ろう。相手を斜めに動かすのは有効だ。
3.一番大切なのは「相手の心理を読み、的を絞らせない」こと。
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でも、自分がフォア前のサーブを出されたらどうすればいいの?
あ、それは次号で。 (しかし、メルマガに予定はないのであった。笑)