<訃報 長谷川選手死去>(2005/11/10)

訃報です。

卓球の元世界チャンピオンの長谷川信彦選手(58)が、
事故で亡くなられました。

新聞記事によりますと、
自宅近くの山林内のランニングコースを一人で整備しており、
木を伐採中に倒木の下敷きになり死亡(窒息死)したそうです。

長谷川選手と言えば、努力の人の代名詞で、小柄だけれども
身体全体で打つパワードライブで世界を制した人です。


「基本を大切に」が口グセで、咳をするときも「キホン、キホン」って
やるので「さすがは長谷川さん、咳をするときも基本を大切にするのだ」
と、尊敬されていたそうです。(笑い話です)

OBUも実際にお会いしたことがあります。確か私が大学生の時に、
先輩の母校(高校)で、長谷川選手の講習会があったのです。

長谷川選手の著書「卓球」は、高校生の時に穴が開くほどよく見てい
ましたので、長谷川選手のフォームは目に焼きついていました。
当時は、連続写真の一番多い卓球の指導書だったのです。

実際のプレーを観ると、そのまんまでした。

本当にフォアハンドのフォームが、ボールがラケットに当たる瞬間まで
首を回してボールを見つめ、身体の中心を軸にして腰をグルンと回す、
というものでした。

模範試合も、長谷川選手のドライブの回転量が物凄くて、相手の選手も
分かっていてもオーバーミスする位でした。

現役を退かれていても、こんな凄いプレーをする人なのだと、
とても驚きました。改めて尊敬の念を抱いたものです。

模範試合後のマイクタイム(講義)では、基本が大切であることも
話されたのですが、「感謝の気持ちを忘れちゃいけないよ」という
言葉が私には、とても印象に残りました。

とても気さくな人柄でしたし、ファンが多いだろうなーって思いました。
並んで写真も撮らせて頂きました。(^^;

・・・・・
また卓球レポートにも長谷川選手が書かれたものがあり、
OBUが高校生の時によく読みました。

今でも覚えているのは「相手の目を見よ!」という特集記事です。

試合に臨む心構えが書かれており、真に練習に取り組んだ選手でないと、
(自信がないために)相手の目を真直ぐに見ることが出来ないのです。
その様な精神的なことが書かれていたと思います。

長谷川選手は、宮本武蔵に影響を受けたそうです。
私もその逸話をどこかの記事で読んで、宮本武蔵を読み漁りました。
確かに「目」について描かれていました。
(弟子の城太郎と伊織が対決するシーンです)

・・・・・
思い返してみると、実際に指導を受けたワケではないのですが、
私の卓球が形成されていく過程で、非常に長谷川選手に影響を受けました。

おそらく全国に私と同様に影響を受けた方、長谷川選手のファンの方が
大勢いらっしゃることでしょう。

本当に惜しい人を亡くしたと思います。

ご冥福をお祈り致します。合掌。

 

 

2010.06.29 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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