<「いきなり卓球部顧問」の方へ その2>(2006/05/23)

「いきなり卓球部顧問」とは、卓球経験が少ない(または全く無い)のに
卓球部の顧問になってしまった、という境遇の方を指します。

私が勝手に命名しました。(笑)

前号の、<「いきなり卓球部顧問」の方へ その1>に対して、
早速、読者さんからメールを頂きました。

今号は、まず、この方をご紹介したいと思います。

tetsu さんという方で、14年間卓球部顧問をしているベテランです。
そんなtetsu さんも、最初は「いきなり卓球部顧問」だったそうです。

実体験に基づいた話ですから、全国の多くの「いきなり卓球部顧問」の方に、
きっと参考になると思います。


> こんばんは。tetsuです。高校で卓球部を担当しています。
>
>
> メールを読んで、14年前の私の卓球部顧問就任の頃を思い出しました。
>
>
> たまたま異動して「おまえは若いから文化部は絶対に無理だ」といわれ、
> 「じゃ、中学生の頃卓球をやってたから卓球部があればお願いします」と
> 言ったら、「ちょうど顧問があいて困ってたから頼むぅー」と言われて
> 就任したのが卓球部顧問でした。
>
>
> ですが、中学校でも下積みでやめた状態。
> しかも、その当時やってた用語も技術もルールも全然違う。
> 私の中学生の時代はボールは38mmの白と決まっていて、玉が白いから
> ユニフォームも暗い色と決められていました。
>
>
> 応援も手バタキしかいけなくて、コートの色も暗い緑と決められて
> いました。それが…ブルーのコートでオレンジのボール。
> 応援も声を出していい。ユニフォームも白OK。雰囲気も違いました。
>
>
> (ちなみにこの14年間のうちに21点2セット先取が11点3セット先取に
> かわり、38mmボールが40mmボールになり、粒高ラバーの使用規定が
> うるさくなり、サーブの規定がうるさくなり、などなど…。
> 重要なルール改正がたくさんありました。ルールの激動が激しいのも
> 卓球の特徴なのでしょうか?)
>
>
> しかも、10年以上もやってないしうまくもなかったので全然生徒には
> かないません。未経験者と同じでした。
>
>
> チームの状況は上級者と初心者が入り乱れている状況。仕方ないから
> 上級者に練習方法を聞きながら、卓球ショップの紹介で地域の体育
> 協会に顔を出し、まず、自分が練習。生徒に聞きながら覚えました。
>
>
> また、他の学校の顧問に教えてもらいながら生徒と相談しながら
> チームを作ってきました。卓レポは必携。
>
>
> 生徒には
> 「俺はよくわかんないところが多いけど、一緒にやろう。」
> とか、
> 「俺がうまくなってもおまえたちがうまくなんなければ
> 勝てないだろう!」
> とか言いながら何とかやらせてました。
>
>
> その中で、就任以来一貫して貫いていることがあります。
>
> 1.卓球が好きになること
>
> 2.参加できる試合にはすべて参加すること
>
> 3.卓球の研究をすること
>
> 4.練習はさぼらない。
>
> の4つです。
>
>
> やりたいと思う生徒は受け入れ、上級生が指導をする。
> また、理論的なことを教える。道具のことや練習方法を教える。
> そして研究する。研究したことを練習や試合で検証する。
> その結果について考察する。次の目標ができる。
> 練習を考えて試してみる。…の繰り返しです。
>
>
> 半端な練習はさせないので一年生の1/3は消えてゆきます。
>
>
> でも、14年間指導してきてそれで卓球が嫌になった選手はあまり
> いません。実力がついてゆくのが楽しくなるようです。
> 今では団体戦では県大会ベスト8クラスのチームになってきました。
>
>
> 大切なのは面白いと思うこと。一緒に研究し、考えること。
> ではないでしょうか。
>
>
> 顧問の上手い下手は問題ではないと思うのです。
>
>
> 確かに上手いにこしたことはないですが、現実そういう顧問は
> インターハイ常連校や関東常連校などの一部ですから。
>
>
> 卓球は様々な角度から導入できるスポーツです。
> 道具の知識についても奥深いものがあり、けっこう調べてゆくと
> はまるものがあります。
> これを機会にやってみてはいかがでしょうか?
>
>
> きっと面白くなると思います。
>


   シャキーン!(←効果音)
//-------------------/
   OBU’S EYE ★彡
/-------------------//       
メールでは、さらりと書かれていますが、14年間、試行錯誤の連続で、
ご苦労も多かったのでは?と推察されますネ。 (^^;

「深刻な経験に裏づけられた言葉は重い。人の言葉の重さをはかれる人は、
  素質があると言えよう。」(故 萩村伊智朗)

> 大切なのは面白いと思うこと。一緒に研究し、考えること。
> ではないでしょうか。
>
>
> 顧問の上手い下手は問題ではないと思うのです。


→ コレ、ものすごーく勇気付けられますよね! (^-^)v


頑張れ、全国の「いきなり卓球部顧問」!!

2010.06.21 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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