<ダブルスのサービスのルール>(2006/04/21)

ダブルスシリーズの第4弾です。

先月になりますが、読者のスナフキンさんからメールを頂きました。
#ご本人のご希望で、一部を抜粋する形で掲載します。

> OBUさんはじめまして、初心者のための卓球上達法の
> メールマガジンの読者のスナフキンと申します。
>
> 先日ミックスダブルスの試合がありました。そこでの出来事です。
>
> 試合前の練習をし、コートチェンジをして再度練習をしました。
>
> その後じゃんけんをして、こちらがレシーブを取りました。
> 相手が場所を確定させたので、試合開始となりました。
> 相手のサーバーが球を持ったため、こちらがレシーバーを決め
> ポジションに立ちました。
>
> すると
> 相手がこちらの動きを見てサーバーを変更しました。
> こちらも相手に合わせてレシーバーを変更しました。
>
> ここでです。
> 相手はさらにサーバーを変更しました。
> こちらはそれに合わせてレシーバーを変更しました。
> そこで相手の一言『2回替われないよ』と言われました。
>
> 結局こちらは、なぜ?と思いながら2回目の変更をしたままに
> したら、相手は仕方なくプレーに入りました。
>
> それまでのやり取りのなかで、審判によるサーバーとレシーバーの
> 決定のチェック(記入)はありませんでした。
>
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
> ここでルールについてはっきりとしたことが分からなかったのは
>
> 1.じゃんけんのタイミング
>  (一般的には練習後が多いが、社会人ではじゃんけんの後に
>   練習をしている)
>
> 2.審判のサーバーとレシーバーの記入と変更について
>  (上記ケースではどうなのか)
> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
> 状況はどうであれ勝利はしましたが、後味の悪い試合になったことは
> 残念でした。
> 公式のルール本を購入することが必要であると思いますが、
> インターネットで分かることは調べようとしています。
>
> しかし上記のことはインターネットではなかなか出てきません。
> ここでOBUさんに縋りつく訳ではありませんが、お分かりでしたら
> お願いいたします。


スナフキンさん

OBUです。はじめまして。
お便り、ありがとうございます。

手元にあるルールブックを見てみました。

1.特に定められていませんでした。
   従って、「どちらでも良い」のではないでしょうか。

   大会の進行上の問題の様な気がします。
   例えば国際大会では、コイントスとかしてサーブ・レシーブ・
   コートを決めます。その後審判が記録用紙に記入したり、いろいろ
   あるのだと思います。なので、最初に決めて、審判が準備をしている
   間に、選手は練習をするのではないかと。
   ローカルな試合では、それほど手間なことはないので、練習の後に
   じゃんけんで決めても、進行上変わらないのではないでしょうか。


2.サーバが決めた後に、レシーバが決めるとあります。
   従って、スナフキンさんペアの決定が正しくて、相手ペアの行動が
   誤りです。まして「スナフキンさんペアが2回変われない」なんて
   ルールは、ルールブック上見当たりませんでした。

   抜粋します。
   「1マッチのなかで、第一ゲームにおいて最初のサービスを行う
   権利を得た組のどちらかがサーバとなるかを決め、相手の組に
   伝える。ついで、レシーバーの組も最初のレシーバを決める。」

   これを読むと、サーバが決めた後にレシーバが決めるので、
   相手ペアの誤りであると言えます。

   本来ならば、審判が注意すべきなのですが、卓球では前の試合に
   負けた選手が審判をするケースが多い、つまり審判の資格のない、
   そして詳細なルールを知らない者が審判をするケースが多いので、
   もめるケースがあります。

   そんな時は、大会の審判長の判断を仰ぐようにしましょう。

   実は私もスナフキンさんに質問されるまで、曖昧な理解でした。
   逆に勉強になりました。有難うございました。

   ちなみに参照したルールブックは、
   「図解コーチ わかりやすい卓球のルール  2001年版
    鈴木術夫著  成美堂出版」
   です。

   最新版ではないのですが、ダブルスのサービスについての
   ルール改正が行われた記憶はないので、間違いないと思います。


・・・・・

> OBUさん、スナフキンです。
>
> 的確なご意見をありがとうございました。
> 私たちに否がないと知り安心しました。
>
> OBUさんのおっしゃる通りローカルな大会に出場する以上
> 敗者審判が一般的な試合は、エッジやサイドのジャッジでも
> 審判に不信感を抱かなくてはならない状況に遭遇することが多いため
> 試合の中でのトラブルが起きないような知識をもって出場することが
> 経験者の役割なのでしょうね。
>
> 教室などで指導する立場でありながらも知らなかった
> なんて言わないで済むように努力したいですね。
> 今後ともよろしくお願いします。


  シャキーン!(←効果音)
//-------------------/
   OBU’S EYE ★彡
/-------------------//       
ダブルスはルールが少し複雑で、審判のジャッジでもめるケースがよくあります。

例えば、サービスがセンターライン寄りに出された場合、
それがセーフ(有効)なのか、アウト(無効)なのか、などです。

審判のジャッジが絶対なのですが、ローカルな試合では審判も素人です。
判断に自信を持てない気弱な人もいると思います。
審判に食ってかかる選手もいますが、どうかと思いますねぇ。(^^;

卓球は1つのポイントが試合の流れを大きく左右することもあるので、
気持ちは分かるのですが、私達が卓球の試合に賭けているものって、
どれほどのものなのでしょうか?

もちろんミスジャッジには節度ある態度で講義すべきですが、基本的には
選手同士がフェアプレーの精神で、気持ちよくプレーしたいものですネ。


では、今号のまとめです。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
  1.ダブルスのサーブ・レシーブの組み合わせは、
      サーバ側が決めてから、レシーバ側が決める。
  2.試合の進行、ジャッジは全て審判に権限がある。
      審判のジャッジに従うのが基本。もめた時は審判長の判断を仰ぐ。
  3.ルールをよく知り、フェアな精神で気持ちよくプレーしたいね!(^-^)v
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆

2010.05.15 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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