<ダブルスのレシーブ>(2006/02/16)

前号で、ダブルスのサービスのポイントは、大体分かりましたよね?

ダブルスのサービスのポイントを復習しましょう。

1.台上で2バウンドするくらい短く出し、相手の強打を防ぐ。
2.A点を中心にサービスの配球を組み立てる。
    レシーバがA点に意識が行ったところで、B点を狙う。
    相手が左利きならば、リスク覚悟でC点も狙う。
3.相手の心理を読んで、サービスを出す。

じゃ、ダブルスのレシーブはどうするのか?

今日は、それについて話をしますね。

前号にも書きましたが、卓球のダブルスでは、自領コートの右側から
相手コートの右側へと対角線でサービスを出します。

これは、圧倒的にレシーバが有利な条件です。
サービスは半面にしか来ないですが、レシーブは全面に返球できます。

あなたが攻撃型ならば、台から出るサービスはドライブ攻撃できる
チャンスですから、積極的に狙ってください。

もし余裕があれば、どちらのコースに打つか分からない様にしてから、
コースを打ち分けると良いでしょう。

ダブルスではクロスに待つことが多いので、ストレートに打てるととても効果的です。(^-^)d

ストレートを見せ球にして、つまり相手にストレートを警戒させて、
クロスに打つと、さらに効果的です。相乗効果ってヤツです。(^o^)v


だから、まずレシーバが意識することは、
  「そのサーブが台から出るのか出ないのか」
です。

サービスが出された瞬間に、それを判断しなくてはなりません。

台から出るサービスは、全てドライブ攻撃! 先手必勝です!

・・・・・

とは言え、長いサービスが来ることは、稀です。
前号でお話した通り、サーバは短いサービスを中心に出してきます。

ですので、短いサービスに対するレシーブ、つまり台上レシーブが重要になってきます。


台上レシーブには、次の3つがあります。
  1.フリック(払い)
  2.ストップ
  3.流し
の3つのレシーブです。

それぞれの狙いは、以下のA点、B点、C点です。
※ 等幅フォントでご覧下さい。 卓球台を上から見た図です。


          ○(あなた=レシーバ側)
+-------------------------+
   |                  |                  |
   |                  |                  |
   |                  |                  |
   |                  |                  |
   |                  |                  |
   |                  |                  |
   |                  |                  |
+-----------------------------+
   |                  |                  |
   |   B             |            B’  |
   |                  |                  |
   |                  |                  |
   |C                |                  |
   |                  |                  |
   |                  |               A |
+-------------------------+
                        ○(サーバ側)
         ○(サーバのパートナー)


フリックのコツは、
  1.正しい角度で、2.ミートを強く、3.ショートスイングで打つ
です。

大きく振りかぶる人もいますが、結局ボールに当たる瞬間、つまり
ミートの強さで、フリックの威力が決まります。

だとしたら、フリックするのを悟られない様にする方が効果的です。

あたかもストップするフリをして、フリックするのです。
あなたの演技力が問われます。(笑)

コースはクロスが良いでしょう。
ストレートは、ちょっと難しいです。出来るに越したことはないですが。

ストップのコツは、
  1.バウンド直後を、2.ボールの回転を利用して、3.やさーしく当てる
です。

3.やさーしく当てる(笑)は、30日間練習プログラムの準備編で、
ボール突きをやりましたが、その「4)もっと応用」のボールを受け止める感覚です。

流しレシーブのコツは、
  1.ボールをラケットに乗せて、2.転がしながら、3.押し込む
です。

あなたが右利きの場合、例えばナックルサービスに対して、
ラケットを立て気味にして横回転を掛けながら、ストレート方向に
押し込みます。狙いは上記のC点。サイドを切ればベストです。

こうすると、相手コートにバウンドしてから、少しボールが外に
曲がり、次球がバッククロスに返り易くなります。
あなたのパートナー(右利き)は、4球目を待ち易いですよね。

パートナーにとって、易しいボール(つまり予測がし易いボール)が
返ってくる様にレシーブするのです。
← とっても重要!


まずは、短いナックルサービスをだしてもらい、3つのレシーブを
マスターするように練習しましょう。

この3つのレシーブがある程度出来る様になったら、色々工夫しましょう。
上手な人の真似をしながら研究すると良いですね。

例えばフリックをする前に、フェイク(フェイント)を入れるとかです。

ラケットの面を一旦バックサイド方向に向けてから、いきなりフォアへ
フリックするのです。 ← ウーム、高等技術!

相手は、一瞬バックへ来ると思って回り込もうとします。
その状態でフォアへ払われるので、逆をついた形になります。
あわよくば、レシーブエースです。

バックサイド方向にラケット面を向けて、そのまま流しレシーブをする
ことも出来ます。こんなレシーブを混ぜられたら、相手の3球目強打を
完全に封じ込めることが出来ますよね。

そして同じフォームでストップが出来れば、・・・ んもう、完璧!(笑)



・・・・・

ところがギッチョンチョン♪(笑) ← このフレーズ気に入っていまス。

サーバ側も、考えてきます。

あなたが台上に意識が行っているときに、いきなり懐の深いところ
(前号のB点)を狙ってくることも考えられますよね。

ふいに出されて、あなたは対応する自信がありますか?
急に出されると、なかなかキビシイですよねー。(笑)

ですから、あなたもサーバ側の狙いを読むワケです。

「おそらく短いサービスだろう。でもひょっとしたら長いサービスかも」
という感じです。

8割以上は短いサービスを予測しておき(レシーブの構えも台上処理が
し易い位置に構える)、長いサービスも警戒しておく心構えを忘れない
(バックステップする心の準備もしておく)。

サービスが出された瞬間に、長さと球種を「判断」するのです。
そして、あなたはどんなレシーブをするかを「決定」します。

「判断」から「決定」までは、コンマ何秒かの世界です。

当然、集中力が要ります!(笑)


・・・・・
今号も、初心者レベルの内容ではないかも知れません。
はっきり申し上げて、中級~上級者レベルの内容だと思います。
結構、マスターするのは難しいですよ。

でも「初心者だから出来ない」って思っているウチは、
将来も絶対出来ないだろうなとOBUは思います。

格好だけでも真似してみよっか!
そんな軽いノリで始めてみるのはいかがですか??  (笑)



では、今号のまとめです。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
  1.2バウンドで台から出る甘いサービスは、すかさずドライブ攻撃。
  2.サービスの8割は短いサービス。3種類のレシーブで迎え撃とう。
  3.相手の狙いを予測しよう。サーバとの読み合い(心理戦)です。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆


シャキーン!(←効果音)
//-------------------/
    OBU’S EYE ★彡
/-------------------//       
実際は、これに回転の要素が加わります。
従って、もっと複雑になります。私の今の力では解説しきれません。(笑)

ですので、サービスの回転に応じたレシーブをしていくのが現実的かと思われます。

例えば、ストップし易くフリックしにくいサービスに対しては、
ストップを選択するべきではないでしょうか。
ま、相手の注文通りなのかも知れませんが。 (^^;

レシーブで、どこまでリスクを冒すべきかは、試合の流れによりますが、
まずは強打されない程度に、しっかり入れていった方が良いです。

そして、しっかりレシーブをした後に、すぐにあなたのパートナーのために
スペースを空ける様に心掛けましょう。 ← これも重要ですね!

急いで動こうとして、レシーブがおろそかになっては、本末転倒ですよ。

ダブルスは二人でやるものですから、あなたがしっかりレシーブをすれば、
後はあなたのパートナーが何とかしてくれるハズです。 (^^;

パートナーを信頼する。これも一つの技術なのです。

 

 

 

 

2010.05.13 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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