<ダブルスのサービス>(2006/02/09)

今日は、技術的なお話を少し。

前号で「ダブルスは楽しい!」って書きましたが、楽しさを増すためにも
知っておかなくてはならないワザについて書きます。ふふふっ。(笑)

ご存知の通り、卓球のダブルスでは、自領コートの右側から相手コートの
右側へと対角線でサービスを出します。

ということは、どういうことでしょう?

そうです。
レシーバーが断然有利なのです。  ← なーんだ、そうだったのか!

だってシングルスの時の半分の領域でレシーブ出来るのですモン。
ある意味、好きなようにレシーブ出来ますよね。

サービスを出す方は、よほど注意しなくては行けません!
隙あらば、相手は容赦なく打ち込んできますからね。

では、どうするか?

出来るだけ小さなサービスを出して、相手に強打されない様にします。
台上で2バウンドするくらい、短いサービスを出すように心掛けます。

こうすれば、とりあえず、強打は防げます。

一番いけないのは、中途半端な長さで2バウンド目で台から出てしまう
サービスです。これでは、ドライブをかける絶好球になってしまいます。

これではまるで「相手に得点をサービスします」ですよ! (笑)

2バウンドするくらい短いサービスを出せば、それで良いか?

答えは否です。これだけでは、まだ50点です。


・・・・・
実はサービスを出す狙い場所があるのでス。
たった半面のコートでも、相手コートのどこを狙うかをきちんと考えなくてはなりません。

以下のA点、B点、C点の3つです。
※ 等幅フォントでご覧下さい。 卓球台を上から見た図です。

○(レシーバ側)
  +-------------------------+
   |                   B|                     |
   |                     |                     |
   |C                   |                     |
   |                     |                     |
   |                   A|                     |
   |                     |                     |
   |                     |                     |
+-----------------------------+
   |                     |                     |
   |                     |                     |
   |                     |                     |
   |                     |                     |
   |                     |                     |
   |                     |                     |
   |                     |                     |
  +-------------------------+
                     ○(あなた=サーバ側)


A点)
ここが、基本となります。センターライン寄りの短めに出します。

レシーバとしては、一番やりにくいところです。
右利きのレシーバは、少し懐が狭い感じがしますよね。

レシーバは自分のパートナーのために、早くスペースを空けたい心理が
あるのですが、このコースへ送ると一旦パートナーに近づく形になり、
心理的にイヤなものです。(右利きの攻撃型同士のペアの場合)

またセンターライン寄りのため、レシーブが広角に来ないという利点も
あります。あなたのパートナーはそれほど大きく動くことなく、3球目を打てるはずです。


B点)
A点を中心にサービスを出しておき、レシーバの意識が短いサービスに
傾いた時に、思い切ってB点に出します。

中途半端な長さではなく、相手コートの深い位置を狙います。

右利きのレシーバの場合、懐が詰まった感じになりますし、
左利きのレシーバに対しては、右利きのパートナーを意識するあまり、
中途半端なレシーブになることが期待出来るのです。


C点)
これは経験のある読者の皆さんには、賛否両論あると思います。
OBUの経験では、左利きの選手やバックで構えているカットマンに
対して効きます。ちょうどこれらの選手のミドルになるからです。

ミドルのボールは、動いて処理をせざるを得ませんよね。

ということは、その動きと身体の使い方を見れば、どちらのコースに
レシーブが来るのかが予測できるワケです。
自分のパートナーの3球目が、ヤマを張りやすくなるのです。

ただ左利きの攻撃型に出す時は、非常にリスクが高いです。
ここへ出す時はパートナーとよくサインを確認した上で出すべきでス。

サービスのボールの回転の種類が単純(例えばナックルと少々の下切れ)
でも、A点、B点、C点とコースの変化を持たせるだけで、かなりの効果が期待できます。

要は、相手のタイプ(右利きか左利きか、など)を考えて、
一番やりにくいところを狙うのです。


・・・・・
ところがギッチョンチョン♪(笑) ← このフレーズ気に入っていまス。

これだけでも、実は75点なんですねー。

あとは何が足りないのでしょうか?
どうすれば100点になると思いますか??

それは、相手の心理を読むこと、です。
これはかなりの高等テクニックです。(初心者にはチョット難しいかも!)

いくらサービスの配球を工夫したところで、所詮は半面のコートです。
レシーバの有利は変わりませんし、レシーバだってこちらの狙いは
分かっているハズです。

だとしたら、いかに相手の待ちを外すか、がポイントになります。

ラブオールとジュースでは、当然、心理は違いますよね。
攻撃的な人、慎重な人、相手の性格にもよりますよね。

現在のシチュエーション。相手の性格。

相手の立場に立って、自分だったらどんな気持ちになるか。

これを常に考えることで、次第に相手の心理が読めるようになります。
そして、これはサービスだけに言えることではないのです。
卓球全体に言えることなのでス。 ← とっても重要!

今号は、初心者レベルの内容ではないかも知れません。
はっきり申し上げて、中級~上級者レベルの内容です。

でも ・・・、
初心者のうちから、こういうクセをつけておくのがOBUは大事だと思うのです。

少なくとも、こういう世界もあるのかと知っておく、ことが大事なのでス。


では、今号のまとめです。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
  1.ダブルスのサービスは、まず台上で2バウンドするくらいの短いもの。
  2.相手コートのどこを狙うか。A点、B点、C点を組合せて使う。
  3.最も重要なのは相手の心理を読むこと。相手の立場に立って、自分なら
      どういう気持ちになるかを考えることで次第に身に付いて来る。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆


シャキーン!(←効果音)
//-------------------/
   OBU’S EYE ★彡
/-------------------//       
「たった半面のコートでも、狙う場所があるのだ」

初心者の人には、とても新鮮な内容だったのではないでしょうか?
本っ当に、卓球は奥が深いですよねー。(^-^)d

今回はダブルスのサービスを中心に述べました。

じゃ、ダブルスのレシーブはどうなるのって?
知りたいですか? (笑)

それは次号のお楽しみでしょう!  (爆)

 

 

 

 

 

 

2010.05.12 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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