<サーブ権?レシーブ権?>(2007/02/20) | TOP | <万人に共通するクセ その2 ~ フォア前サーブを考える>(2007/05/15)

<万人に共通するクセ その1 ~ レシーブの構えから攻め方を考える>(2007/05/03)

上手い人のプレーを見るのは、とても参考になりますが、
今回特に注目してもらいたいのは、「レシーブの構え」です。

レシーブの構えを見れば、その選手の思想が分かります。 ← 重要!

思想?

そうです。その選手の卓球に対する考え方みたいなもの、が分かるのです。

一般的な攻撃型の選手は、フォア側を大きく空けて構えますよね。

これは、
    「私はフォアハンドが得意なんでス。得意なフォアハンドで
      どんどん攻めるのが好きなんです。さあ、どこへでもいらっしゃい!」
って、言っている様なものです。(笑)

裏を返せば、
    「うーん、バックハンドはどちらかと言えば苦手かな。
      ま、ショートは出来るから全くダメってワケじゃあないけど。
      でも、甘いボールはバックハンドだって振っちゃうよ~ん!」
と言っているのでス。

エー!?そんなこと言っている様には思えなーい!と言う、そこのあなた!

言っているのですってば!       ← きっぱり!(笑)

ま、先へ進めましょう。 (^^;


人は心理学的に見て、自分の良いところを大きく見せよう、自分の欠点や
弱いところは隠してしまおう、という行動を取るものなンですね。

レシーブの構え、然り ・・・・・ です。

レシーブを構えるとき、一般的な人は、

   1.得意技を沢山使える様に構える。
   2.弱いところをあまり見せない様に構える。

の、どちらか(又は両方)だと思うのでス。

自分自身のことを振り返ってみて下さい。(くるり)
あなたも、当てはまるところ、あるんじゃないですか~?  ふふふ。


・・・・・
では、フォアハンドが得意でバックが苦手という選手とどう戦うか?

あなたも同様に、フォアハンドが得意でバックが苦手だと仮定しますね。

だとしたら、
    「あなたの得意なフォアハンド 対 相手の苦手なバック」
という展開を作りたいですよね。それも出来るだけ、多く。 うん、うん!


実は、3つの定石があります。  ふっふっふっ!  ( ̄ー ̄) ニヤリッ

まず1つ目は、フォア前へサーブを出し、3球目をバックへ速攻をかけるやり方です。

フォア前は、このレシーブの選手にとって「最も身体から遠い位置」です。
相手を大きく動かすという意味で有効です。

しかもフォア前サーブは、フォアハンド主戦型だけでなく、全ての戦型に
有効なサーブですので、是非マスターしておくと良いでしょう。

「迷ったらフォア前サーブ。」OBUは先輩にこう教わりました。
あの、「YOU CAN」にも確か書いてあったのダ!)


そしてフォア前サーブをレシーブする位置に立ってみて下さい。

とても嫌な(不安な)気分になりますよね? 何故だと思います?


それは
    「こんな至近距離で相手の3球目攻撃を受けなくてはならないの?
      しかも、苦手なバックがガラ空きだし ・・・。」
という気持ちになるからです。

こうして相手を前に寄せておいてから、バックへ速攻をかけると、
相手はバックを使わざるを得ないワケですから、以降の展開を有利に
進められるハズです。 (^-^)v

また、相手をバック後方からフォア前へ、さらにバック後方へと
「斜めに動かす」から、とても良い攻め方なのですね。  ←これも重要!


2つ目は、バックサイドで相手の懐をつき、詰まらせるやり方です。

相手がフットワークを使って回り込もうとしたけれど回りきれず、
窮屈そうにフォアで返球した体勢を「詰まらせた」と言います。

こうするためには、相手の右わき腹を深く狙います。
深いスピードロングサーブか、フォアハンドによる右横回転サーブが
このシチュエーションを作り出すには、良いでしょう。

相手が十分な体勢で打球出来なかったのなら、すかさず攻撃です。

この時の相手は、どんな心理でしょう??

本能的に、ガラ空きのフォアサイドにヤマをかけますよね。

ですので、こちらとしては、
   1.相手のフォアへ曲がるドライブを打ち、さらに相手を大きく動かす。
   2.よくボールを引き付けて逆モーションで相手のバックへ打つ。
の、どちらかでしょう。

1.は、単純にフォアをつくだけでなく、カーブをかけることによって
広角に相手を動かす
ワケです。

相手はバック側が空いていますから、次球をバックに攻めます。

2.は、ちょうど逆を突かれた格好になるので、次球がチャンスボールに
なることが期待できます。


3つ目は2つ目と重なりますが、相手をフォアに大きく動かすやり方です。

「(相手を)フォアへ飛ばす」とも言いますが、要するに相手のフォア側を
ついて相手に飛びつかせる
、というやり方です。

この「飛びつき」は、ある意味、捨て身攻撃ですので、威力あるボールが
来ると覚悟しなくてはなりません。

しかし、こちらにそれをはね返す守備体勢があれば、攻守が逆転します。

つまり、次球を相手のバックへ返球するンです。


この3つのやり方を上手に組み合わせれば、
   「あなたの得意なフォアハンド 対 相手の苦手なバック」
という、あなたにとって有利な展開を作り出すことが出来ます。


   シャキーン!(←効果音)
//-------------------/
   OBU’S EYE ★彡
/-------------------//      
ところがギッチョンチョン!     ← お、久しぶりのフレーズ! 笑

相手の選手だって、考えてきます。

こちらの狙いはお見通しかもしれません。
なんたって、このメルマガ読んでいるかも知れませんから! (笑)

それは冗談として、当然こちらの狙いは読んでいると思った方が良いです。
定石と言われるだけあって、試合に多く出ている選手にとっては、
「自分の攻められ方」も知っているものだからです。

ですから「組み合わせて使う」ことを覚えておいて下さいね。
一番大切なのは、「相手の心理を読み、的を絞らせない」ことです。



では、今号のまとめです。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
  1.レシーブの構えを見れば、その選手の思想が分かる。
      得意技を活かそうとして構えるのが普通だから。
  2.フォアが得意でバックが苦手という選手には、3つの定石を組合せて、
      自分にとって有利な展開を作ろう。相手を斜めに動かすのは有効だ。
  3.一番大切なのは「相手の心理を読み、的を絞らせない」こと。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆


でも、自分がフォア前のサーブを出されたらどうすればいいの?
あ、それは次号で。  (しかし、メルマガに予定はないのであった。笑)




2010.07.08 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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