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<サーブを活かす その1>(2007/10/23)

私のバイブルとも言うべき本は、山中教子さんの「YouCan」です。

卓球レポートの「私のメモ」という連載を、1冊にまとめたものです。

この中の1章に、今号のテーマと同じものがありました。

山中さんが日本代表選手として、両ハンドを使うレシーブの上手な
中国選手との対戦の中で、実践したことが描かれてあります。

1回目の対戦では、どこにサーブを出しても両ハンドでレシーブから打たれて、
良いところなく敗れてしまいます。

山中さんは、試合の後に敗因と相手の特徴を研究し、2回目の対戦では、
たった1つのサーブを出し続けて、この強敵を打ち破るのです。

OBUは当時高校生でしたが、このストーリーには感銘を受けました。

「たった1つのサーブでも有効に使えば勝つことが出来る」

脳裏に刻まれたこの言葉を、四半世紀の時間を越えて自分が実践することになろうとは、
夢にも思いませんでした。

あなたが試合前にこの記事を読んだときに少しでも参考なればいいと思って私の体験談&考えを書きますね。


・・・・・
今年の7月に岡山で行われた全国クラブチーム選手権でのことです。

岡山と言えば、「吉備団子」。(^o^)

体育館は、その名も「桃太郎アリーナ」(笑)。とっても広いのでス。

私たちの一般2部の前に、中学生の部があったのですが、
おとな顔負けのラリーを引いて、ため息が出るほど上手かったです。

中学生でも全国レベルになると、スゴイんですねぇ。マイッタ!

あまりに周囲のレベルが高いので、
  「オレ達、来るとこ、間違えちゃったかなー」
なーんて、ちょっと弱気になってしまいました。(笑)


予選は3チームによる総当り戦です。

1戦目は京都のチームに2-3で予定通り負けて(笑)、
続けて2戦目に東京のチームと当たりました。

1-2でリードされている状況で、私の出番が回ってきました。

負けてもともと。でも簡単には負けない。

そんな気持ちで臨みました。気合を入れていきましたよ!

相手はシェークハンドの攻撃型で、フォア裏ソフト、バック表ソフトです。

1セット目を取り、2セット目を取られて、1-1になった時点で、
今までの情報を整理し、この試合の作戦を決めました。

ご存知の通り、私はカットマンですから、カットのラリーを引きながら
作戦を考えているワケです。ふふふ。

今までの経過を見ると、カット対ドライブのラリーでは、ほぼ互角。
変化が効いているうちは良いが、相手もそのうち慣れてくる。
そうなると、こちらは体力的にキツイ。

だから、決心しました。

サーブを持ったら、3球目を全部打つ、と。

1、2セットで、色々なコースにサーブを出したのですが、フォアハンドに
よるレシーブは大変上手だったのですが、バックハンドはツッツキレシーブ
しか返って来ませんでした。

しかも、球足の長い、台から出るツッツキレシーブでした。

あるサーブに対して、1種類のレシーブしかないと、狙われます。
相手のやってくることが事前に分かってしまうからです。  ← 重要!

表ソフトのツッツキは、裏ソフトほど切れず、微妙な回転によるクセ球が
出ますが、慣れてしまえば攻撃しやすいボールだと思います。

3セット目は、自分の得意のサーブを相手のバックへ集めて3球目攻撃を
仕掛け、レシーブではカットで粘り切り、モノにすることが出来ました。

4セット目に入り、ついに相手がフォアハンドによる回り込みレシーブを
してきました。軽く払うようなレシーブでした。

なんとかカットのラリーに持ち込んだのですが、その1本を取られました。

私のサーブは、もう1本あります。

実は、次の相手のレシーブが、この試合の勝負の分かれ目だったのでス。



気を持たせて、次号へ続く! (笑)


   シャキーン!(←効果音)
//-------------------/
   OBU’S EYE ★彡
/-------------------//      
「フォアが裏ソフトで、バックに異質ラバー(表ソフトや粒高など)を貼った選手は、バック側が弱い。」

という法則があります。

法則といってしまうと、絶対的な印象があるかも知れませんが、
 「ピンクのラパン(という軽自動車)に乗った女の子は可愛い。」
と言うのと同じくらい、当てにならないモンです。  (爆)

もちろん、例外もありまス!
バックに表ソフトを貼っていて、メチャクチャ強い選手もいます。

ですから、まあ、これはOBUの経験則です。


でもね、全く根拠が無いってワケでもないのでス。 (^^;

卓球の指導者ならば思い当たる節もあるかも知れません。

最初、卓球を始めたとき、シェークの選手は、大抵、両面裏ソフトだと思います。

ところが年月を経て行くうちに、
  「どうもフォアは上手だけどバックが下手だなぁ。そうだ、バックを表に
   変えてみよう。相手にはボールの質が変わって変化になるし。」
なーんて感じで、指導者の判断で、苦手なバックに異質ラバーを貼ることになるのでス。
どちらかと言うと消極的な理由ですよね。

長く卓球を続けていると、選手であるならば長所を伸ばしつつ、短所を
克服しようとするでしょうから、それだけでは全くのウィークポイントではないです。

練習で苦手を克服してきた選手も大勢いるはずです。
今回の対戦相手も、修練を積んできた選手のように感じられました。

しかし、どちらかと言うと、フォアハンドに偏った卓球であることは間違いないと思いました。

そうなると、やはりバックが狙い目かと。  ( ̄ー ̄) ニヤリッ


では、今号のまとめです。
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
  1.「たった1つのサーブでも有効に使えば勝つことが出来る」
  2.「フォアが裏ソフトで、バックに異質ラバー(表ソフトや粒高など)を
       貼った選手は、バック側が弱い。」
       という傾向がある。(OBUの経験則に過ぎませんが)
  3.「ピンクのラパン(という軽自動車)に乗った女の子は可愛い。」
       という俗説がある。 ← ホンマか! (爆)
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆




2010.07.22 00:00 | Comments(0) | Trackback(0)


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