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<カットマンが練習相手に慣れられたら>

初心者卓球上達法、e3-pingpong のOBUです。
いつも読んで下さって、ありがとうございます!

では、さっそく今日の本題に参りましょう!

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今号のテーマ <カットマンが練習相手に慣れられたら>
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ずっとカットマンシリーズで申し訳ないです。
今号もGさんとのメールのやり取りを送ります。


Gさんへ

お世話になります。e3-pingpong のOBUです。
御回答が大変遅くなり申し訳ありません。
仕事もプライベートも非常に立て込んでおりました。


> カット練習やV字やったりしているのですが、
> 最近、逆に弱くなったりしています。
> どんな練習すればいいと思いますか?
> ナックルショートサービスを粒高でツッツキすると
> 浮いたり、プッシュすると打たれたりします。


カットをずっと何年も練習していると、足踏み状態と言いますか、
全然自分が上手くなっていない、逆に下手になっているのではないか?と
思う時期があるものです。


部内(チーム内)で、2~3の同じ相手とばかり練習していると陥る
現象です。私もそういう時期が少なからずありました。


ですから心配要りません。それはよくあることです。
大切なのは「それでも練習を続ける」ことです。


メールの文章から想像すると、Gさんのカットやツッツキに練習相手が
完全に慣れてしまったのではないかと思われます。


相手にとって、Gさんのレシーブが単調になっていて簡単に3球目を
打たれているのではないでしょうか。
ツブ高レシーブを狙われているのだと思います。


では、どういう練習をすれば良いか。


1.バッククロスのカットのラリーを徹底してやる。

・バッククロスにロングサーブを出してもらい、
Gさんはバックカットでレシーブします。

・以降、バッククロスでカット対カット打ちのラリーを続けます。

・「1球たりとも同じボールは来ない」という強い認識の下、
必ず足を動かしストライクにして身体全体でカットします。

・打球後は必ず基本姿勢に戻ります。特に足のスタンスを元に戻すこと
を忘れがちなので、気を付けます。「カットは足でする」のです。

・平均して5往復以上のラリーが続くことを目標としましょう。
つまり1回のラリーでGさんが5回以上カットをするのです。

・目標は平均ですから、多い時で10回以上カットをすることも
あっていいわけです。

・相手の技量にも寄りますから、そうそう続くものではありませんが、
最高何回カットできるか挑戦してみて下さい。

・この練習を15~20分を1セットとして、毎回の練習の最初の方で
必ずやります。

・時間があれば2、3セットやります。相手を変えてやるのも
良い練習です。


2.次に前後のフットワークの練習をやる。

・V字のフットワークも良いのですが、前後のフットワークも重要
です。より実戦的です。

・バッククロスにロングサーブを出してもらい、
Gさんはバックカットでレシーブします。

・相手は3球目をストップします。
最初は、バック前にストップと決めておけば良いでしょう。

・Gさんは3歩動で前へ動き、バックのツッツキで相手のバックへ
返球します。

・相手はバッククロスへ打ちます。

・Gさんは再び3歩動で後方へ下がり、バックカットをします。

・これを繰り返します。

・Gさんにとっては、「バックカット+バックのツッツキ」を
1球ずつやることになります。

・相手はバックサイドから「カット打ち+ストップ(ツッツキ)」を
1球ずつやることになります。

・かなり体力的にキツイ練習になります。
最初はラリーを続ける(正確なフットワークを覚える)ために、
相手に優しいストップをしてもらう、バッククロスに打つ時も
手加減してもらうことと良いでしょう。

・これも目標は平均5往復です。

・カット2本+ツッツキ1本でも構いません。

・最初の相手のサービスをバック前のショートサービスから始めても
構いません。
3球目対策にはこちらの方が良いかも知れませんね。

・3歩動とは、3歩で動くフットワークのことです。

・バックカットをした位置から前へ動く時には、
A右足⇒B左足⇒C右足と動かします。
C右足で踏みこみながらバックのツッツキをします。

・バックのツッツキをした位置から後ろへ動く時には、
A左足⇒B右足⇒C左足と動かします。
C左足で、大きく左足を引きながら同時にバックカットのバック
スイングを開始します。よくボールを引きつけてカットします。

・まずは正確なフットワークを覚えることが重要です。


3.前後のフットワーク練習にバリエーションをつける。

・2.の練習は「バックカット+バックツッツキ」でしたが、
これにバリエーションをつけて行きます。

・「バックカット+フォアツッツキ」を2.と同様にやります。

・次に「バックカット+バックとフォアのツッツキを交互に」を
やります。

・コースを変えて、フォアクロスで
「フォアカット+バックツッツキ」
「フォアカット+フォアツッツキ」
「フォアカット+ツッツキ(交互)」

・フォアカットを採り入れた前後のフットワークで気をつけることは、
4歩動の様な動きになることです。

・フォアカットは通常、並行足または右足をやや後ろで行います。
この位置から基本姿勢(右足やや前)に戻し、
そこから3歩動をするからです。

・ツッツキをする時に「必ず右足を踏み込みながら」
行う点に留意すれば良いでしょう。

・何故2.でバックカットから入ったかと言うと、相手が前後に揺さ
ぶってくる時はこちらのバックに打ってくることが圧倒的に多い
からです。

・より実戦的な方を先に練習するわけです。練習し習得する技術にも
優先順位をつけるべきだと言うのが私の考え方です。

・もっと上達してくれば、
「バックカット(バックへ)+フォアツッツキ(フォアへ)
+フォアカット(フォアへ)+バックツッツキ(バックへ)」
という練習に進みます。

・相手も左右に動きながら「カット打ち+ストップ」を
する練習になります。


以上、長くなりましたが、理解して頂けましたでしょうか。


2.の練習のためには、1.をマスターしなくてはならず、
3.の練習のためには、2.をマスターしなくてはなりません。


全体を通じて言えるのは、相手の3球目(速攻)さえもカットで拾い切って
しまう、そのための本物の守備力をつけましょうということです。


レシーブを工夫したり、4球目をブロックしたり、
あるいは4球目を前陣でカットする方法も考えられますが、
所詮は小手先の技術(とっさの時に重要ですが)です。


それよりもカットマンとして大成するために、練習の段階では、
苦しいですけれども、本物のカットを覚えるための練習をすべきです。


急がば回れ、です。


是非、Gさんも頑張ってみて下さい。(^^)

2014.04.28 21:10 | Comments(0) | Trackback(0)


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