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自己紹介 その4

高校時代の私には、「人との出会い」がありました。

この二人に会わなければ、私の卓球人生はもう少し違ったものになっていたはずです。

一人は高校一年のときの担任のS先生でした。

バレーボール部の顧問なのに、なぜか卓球部の練習に顔を出して
ちょっかいを出していく、変な先生でした。
今から思うと、どうも息抜きにちょっとピンポンがやりたかっただけ
みたいです(笑)。

  「お、最近、頑張っとるやないか。」
  「試合があるから、それに向けて練習しとるんです。」
  「ほー。ま、頑張れや。」

練習場が踊り場なので、その先生もよく通ります。数日後、
  「毎日熱心にやりよるなー。試合はいつや?」
  「一ヶ月後です。」
  「まだ、先やんけ。よう、やるなー。で、どこまで行くんや?」
  「西宮の市民体育館です。」
  「アホ。会場の場所、聞いとるんやないわ。目標や。」
  「目標ですか?最低でも、ベスト8に入ろうと思うてます。」
  「お前、そんな強うないやろ。本気か?」
  「本気です。こんなに一生懸命練習したんやから、行けると思うんです。」

当時は純真無垢でした(笑)から、練習さえちゃんとやれば試合で勝てると思っていました。

実際、Y先輩に教えてもらい、中学時代に比べて技術は上達していたのです。

そして、試合当日を迎えます。

私にとっては高校生活で初めての記念すべき試合です。

西宮市内卓球大会(高校生の部)。

ガチガチに緊張して、一回戦で敗退しました。

今でもよく覚えています。左シェークドライブ型の石井選手(仮名)です。
左きき特有のカーブするボールが一球も取れませんでした。

落ち込みました。
自分なりにその試合に賭けていましたので、かなりショックでした。

新学期を迎え数日経ったある日、S先生が声を掛けてきました。

  「そう言えば、試合はどうやってん?」
  「それが・・・。一回戦で負けてしもうたんです。」
  「一回戦って・・。お前、本気で練習していたんとちゃうのか?」
  「は、はい・・・。」
  「情けないなー。お前の本気は、そんなもんなんか?」
  「えっ・・・。」
  「お前の本気は、その程度のもんなんか?って聞いてるねん」

記憶はそこで終わっています。その後の会話は覚えていません。
試合で負けた当日より、S先生の一言の方がショックでした。
別にS先生が熱血教師というワケではなく、決して私を煽ろうとして
いたワケでもなく、普通の立ち話的な会話だったと思います。


でも、とにかく、
  「悔しかった。
  「情けなかった。
  「思い上がっていた自分が恥ずかしかった。
のです。

元々私は性格が負けず嫌いだったので、数日後には
  「やってやろうやないか。市内大会一回戦負けの男がどこまで行けるもンか。
    今に見とれよ~。
と、気持ちを切り替えていました。

それからの私は今まで以上にトレーニングと練習に励むようになっていったのです。

あの時にS先生の一言がなかったら、あそこまで固い決心はしなかっただろうし、
今の自分もなかったはずです。


さらに、さらに、続く ・・・・・ (笑)

2010.04.19 16:44 | Comments(0) | Trackback(0)


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